整形外科疾患・Q&A

整形外科疾患・Q&Aコーナー

最終更新日:07/09/16



Q01:おばあちゃんが転んでから、痛くて歩けなくなりました。どの様な事が考えれますか?

Q02:腰痛のあとに足がしびれて痛くなりました、どの様な疾患が考えられますか?

Q03:足首をひねって大分腫れています。骨折は無いと言われましたが・・?

Q04:手首をひねって大分たちますが痛みます、骨折は無いと言われたのですが・・?

Q05:骨折して接骨院にかよっていたのですが、整形外科と接骨院はちがうのですか・・?

Q06:二重まぶたの手術とか、鼻を高くしてもらったりとか出来るのでしょか・・?

Q07:腰が痛くて近所の病院でレントゲンを撮ったら椎間板ヘルニアと言われたのですが?

Q08:腰椎々間板ヘルニアがなかなか治らず「手術しましょう」と言われていますが?


Q01:おばあちゃんが転んでから、痛くて歩けなくなりました。どの様な事が考えれますか?

足の付け根が痛い場合は「大腿骨頸部骨折」・背中や腰が痛い場合は「脊椎圧迫骨折」の可能性が高いと思います。「大腿骨頸部骨折」の場合は、手術が必要になる事も多く入院が必要です。「脊椎圧迫骨折」の場合は、自然と癒合する事が多いのですが、圧迫変形が強くなると後遺症となる事もあり、骨折部位・痛みの程度・変形進行度などにより治療方針が異なります。転んで歩けなくなった時などは当院に電話をしてご相談ください。

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Q02腰痛のあとに足がしびれて痛くなりました、どの様な疾患が考えられますか?

一般的には腰椎々間板ヘルニアが考えられます。疼痛の程度・神経麻痺の程度・ヘルニアの大きさ等によって治療方針が変わります。ヘルニアかと思ったら脊髄腫瘍だったり骨盤内腫瘍だったりする事もありますので、整形外科専門医を受診してください。

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Q03:足首をひねって大分腫れています。骨折は無いと言われましたが・・?

捻挫して骨は折れてないのに腫れや痛みがひどい時は、足首の外側の靱帯が切れている靱帯断裂の可能性が高いと思います。整形外科専門医の診察を受けてストレスレントゲン等をとって診断をつける必要があります。治療については、靱帯ゆるみの程度・年齢・スポーツをどの位するか等によって変わってきます。

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Q04:手首をひねって大分たちますが痛みます、骨折は無いと言われたのですが・・?

手首をひねった場合、大きな骨折であればレントゲンですぐ分かりますが、手根骨(手首にいくつかあるサイコロの様な小さな骨)の 骨折等は診断がつきにくい事があります。特に舟状骨々折は見落とされることが多く、陳旧性になると手術が必要となります。かな らず整形外科専門医を受診する様にしましょう。

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Q05:骨折して接骨院にかよっていたのですが、整形外科と接骨院は違うのですか・・?

接骨院とは医師ではなく柔道整復師がやっているもので、ほねつぎ・整骨院ともいいます。整骨院では骨折・脱臼等の時に応急処置をする事は認められていますが、その後は医師の診察を受ける事になっています。接骨院でレントゲンを撮らずに継続的に治療を受けて、骨折が見落とされたり整復が不十分だったりして手遅れになる人もいます。なお接骨院では、骨粗鬆症、膝や腰の変形症、リウマチなどの内因性の慢性疾患は適応外です→詳しくは臨床整形外科医会のホームページに解説がのっていますのでご覧ください。

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Q06:二重まぶたの手術とか、鼻を高くしてもらったりとか出来るのでしょうか・・?

いまでもたまにそういう方が来られますが、二重まぶたの手術などは「美容外科」「美容整形」「形成外科」等の看板のある所で・・・と言うことになります。
整形という名称で誤解されるのですが、整形外科というのはむしろ「骨関節外科」といった方が良いくらいで、首から下の背骨・四肢の骨・関節・筋肉・神経・腱・等々・・を扱う科です。
具体的には、骨折・捻挫・腱断裂・等の外傷、肩凝り、腰痛・椎間板ヘルニア等の脊椎疾患、膝痛・50肩・変形性関節症等の関節疾患、その他リウマチ・膠原病・神経疾患等(・・まだまだ他にもあるのですが)を扱います。→詳しくは臨床整形外科医会のホームページに解説@解説A解説Bがのっていますのでごらんください。

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Q07:腰が痛くて近所の病院でレントゲンを撮ったら椎間板ヘルニアと言われたのですが?

ヘルニアとは”脱出する”という意味ですので、レントゲンで椎間板が狭くなっている時 にヘルニアと言っても間違えではありません。しかし、整形外科で一般的に(狭い意味で) 「椎間板ヘルニア」というのは、脱出(突出)した椎間板が下肢に行く神経を圧迫して下肢 の痛みやしびれが出たときの事を言います。
レントゲンやMRIで椎間板が狭くなったり、 突出したりしているのは、ある程度年をとってくると珍しくありません。したがいまして、 腰痛だけであれば「腰痛症」と考えておいて心配しなくてもよいと思います。

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Q08: 腰椎間板ヘルニアがなかなか治らず「手術しましょう」と言われていまが?

腰痛や下肢痛などの痛みは2〜3カ月待つと軽快する事が多いと思います。ただしヘルニ アによる圧迫具合や脊柱管(神経の通り道)が狭い時などは痛みが強かったり3カ月以上 治らない事もあります。しかし、さらに長期的に見れば痛みは軽くなると考えて良いと思 います。
しかし、3カ月以上たっても強い痛みがあって、日常生活や仕事に大きな支障の出るとき は相対的手術適応・社会的手術適応(絶対手術がしないと駄目という事はないが、困り具 合によっては手術で治しても良い)があると思います。
一方麻痺(下肢の筋力低下・膀胱直腸麻痺)が強くて進行する場合は、早めに手術をした 方が良いと思います。また脊柱管狭窄のある場合は痛みが取れても、長く歩けなくなる事 があるので、余り歩けなくなったら手術を受けた方が良いと思います。

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